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環境問題について考える 2020年冬号

次から次へと私たちを襲う災害やウィルス。これらは地球からのメッセージかもしれません。私たちが取り組める事は何なのか。今すぐ始めなくてはいけない事があるはず。環境問題に取り組んでいるサーファーのムーンライト・サーファーさんに波乗り師から見た「地球環境の今」と「私たちに出来る事」をシリーズで伝えていただきます。

今回より、地球環境問題を考えるというテーマで執筆するにあたり自己紹介をしたいと思います。1958年10月生まれの還暦プラス2歳です。ペンネームが示す通り、未だ現役バリバリの波乗り師です。その為、見た目、外観とも40代に見られることが多いです。一昨年、体力測定を受けましたがやはり40代の数値が出ました。このアンチエイジングの秘訣は後日お話することとし、今回は地球環境問題、特に今回は深刻な海洋汚染に関するテーマでお話したく思います。

プラスチックごみで海洋が汚染され、海洋に生息する動物たちの胃の中にはプラスチックごみが詰まっているという悲しい現実があります。レジ袋の有料化でプラスチックごみの量が若干減少したとしても根本的な解決策とはなりません。やはり各個人がもっと高い意識をもってリサイクル運動に取り組む必要があります。エコバックの積極的な活用。再生可能エネルギーの積極的な推進。そのどれもが我々にとって急務です。

 今、原発事故によって蓄積された汚染水を海洋に放流するというとんでもない暴挙が政府主導の下で行われようとしています。草の根で我々がコツコツ地道にビーチクリーン活動を継続してきた意味が全く無くなります。その風評被害はとてつもなく大きなものになるでしょう。諸外国から総スカンを食うことは間違いありません。何とか阻止しなければなりません。今我々が地球環境汚染問題を解決するために何をすべきかを真剣に考える時だと思います。

次回は今実際に行っている具体的な環境保全活動についてお伝えします。

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